写真嫌いを、
少しでも減らせるように。
「写真写りが悪いんです」——撮影の現場で、何度この言葉を聞いたかわかりません。でも断言します。それはあなたの顔のせいではありません。
写真がうまくいかない本当の理由は、たいてい「知らないまま撮られていること」。顎の引き方、頬の上げ方、足の置き方。カメラマンなら誰でも知っているコツを、撮られる側は誰にも教えてもらえないまま、カメラの前に立たされてきました。
この図鑑は、その「撮る側だけが知っていたコツ」を、撮られる側の言葉に翻訳した読み物です。難しい知識はいりません。読んで、当日ひとつだけ思い出せれば、写真は変わります。
まずは読み方ガイドから、あなたに合う入口を見つけてください。
カメラマンの方へ
「私、写真写り悪いんです」とお客様に言わせてしまったら、それは100%こちらの責任だと私たちは考えています。
この図鑑は撮られる側の視点で書かれていますが、裏返せば「お客様がカメラの前で何を感じ、何に困っているか」の記録でもあります。レンズの焦点距離や撮影距離など、技術寄りの記事もあります。お客様と「どんな写真が撮れたらうれしいか」を共有する道具として、ぜひ使ってください。
現場で一つだけ思い出せれば、表情も姿勢も変わります。・TORAREKATA ZUKAN, Editor
The Seven Chapters全七章のカリキュラム
I
撮られる前の準備→
撮影日が決まったら読む章。服・睡眠・肌・髪・持ち物、当日までに整えられることは意外とたくさんあります。実は準備で写真写りの半分が決まります。
II
当日のコンディショニング→
会場に着いてからシャッターまでの過ごし方。緊張でこわばった顔と身体を、ほぐして「撮られる状態」に戻す小さなコツを集めました。
III
表情の作り方→
いちばん人気の章。笑顔・目線・口角・顎・頬——「いい表情」は才能ではなく順番です。作り笑いにならない方法を、パーツごとに解きほぐします。
IV
ポーズと姿勢→
「手をどこに置けばいいか分からない」——あの困った瞬間のための章。立ち方も座り方も、型を知れば怖くありません。
V
用途別の最適解→
LinkedIn、婚活、経営者、士業、医療職……。同じあなたでも、写真の正解は使う場所で変わります。用途から逆算する章です。
VI
撮影後の選び方→
撮影が終わってからが、実はもうひと勝負。何十枚の中から選ぶ基準、レタッチの「やりすぎ」の線引きをお手伝いします。
VII
カメラマンの選び方→
じつは撮影前がいちばん大事。依頼前に聞いておきたい質問、作例の見方、相性の見極め方をこっそり教えます。
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